塩沢宿〖三国街道〗牧之通り

日本の宿場町10選に選ばれている「塩沢宿」と通称牧之通りとは、つむぎ産業の盛んな旧塩沢町で商売をしていた鈴木牧之という人物にちなんで名づけられました。
鈴木牧之とは江戸時代に出版した「北越雪譜」の著者であり、雪国の暮らしぶりを書いたもので当時のベストセラーとなり、ゆくゆくは川端康成の「雪国」を書くうえでも参考にされたという。
牧之通りの駐車場前には「鈴木牧之記念館」があり、ここでも当時の暮らしぶりや牧之について色々と学ぶことができます。


館内は撮影禁止のため撮影することはできませんが、ガイドの方が詳しく説明してくれたりします。印象に残っているのが牧之は生涯を通じて7人の奥さんをもらったらしく、なんと50歳を過ぎてからも3回結婚しているらしい。よほどお金持ちだったんでしょう。
話は戻って牧之通りですが、街路事業を改革時に昔ながらの景観を活かしつつ電線類は地下を通して電柱をなくしたりし新しい街づくりを行った結果、数々の受賞へとつながったようです。
平成27年には「アジア都市景観賞」を受賞しております。





駐車場から牧之通りをぐるりと回ってもさほどの時間は必要ないでしょう。しかし立ち寄るお店が多い場合はもちろん時間はかかります。
ここ牧之通りをはじめ南魚沼市の数々の観光案内をしてくれるプロ集団がいます。「天地人ガイド」と言います。
guide_map
“塩沢宿〖三国街道〗牧之通り” に対して1件のコメントがあります。