ドクターヘリに遭遇!
救命医療に必要な医療機器を装備したヘリコプターに、医師(フライトドクター)と看護師(フライトナース)が搭乗して救急現場に向かい、現場から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる、救急医療専門のヘリコプターです。

救急車搬送に比べ、医師による治療を開始するまでの時間が短縮することで、死亡患者の減少や重症後遺症患者の減少が期待されます。
新潟県では、2機のドクターヘリが運航されています。この2機のうち長岡赤十字病院の長岡ドクターヘリが新潟県南魚沼郡湯沢町の山の上三国(浅貝)に出動要請がありました。2020年6月5日14:35分頃
ドクターヘリと診療費
ドクターヘリは救急車と同様に、飛行機・電車などのような運賃はかかりません。但し、ドクターヘリ搭乗医師による救急現場やドクターヘリ機内での医療行為については、医療保険の範囲内で診療費がかかります(負担する費用は医療行為により増減します)。
救急現場においては、救命を最優先しますので、費用などのご説明をすることが困難な場合もあります。ご理解いただきますようお願いします。
ドクターヘリ搬送前後には同乗するご家族の方へ別途「ドクターヘリを利用された方へ」というご案内をお渡しします。
診療費の内訳は以下のとおりです。
・初診料(又は再診料)
・往診料(病院外での診療にかかる費用)
・救急搬送診療料(ドクターヘリ・救急車に医師が同乗し、救急搬送することにかかる費用)
・ドクターヘリ搭乗医師による処置・検査などの費用
確かに命には代えられないし患者に説明できない状況も多数存在すると思います。以下に今回の出動を現場で撮影することができましたのでご覧ください。
私は小さい頃から消防隊員になることが夢でしたが、コードブルーの映画を見て一刻を争う救急救命員には頭が上がりません。混乱した現場で瞬時に判断し、その結果が即人間の命を左右する。経験と知識がないとできない職務だと思います。颯爽と飛び立つ姿はかっこいいの一言でした。自分にはできない事ですが、率先して人の命を救える勇気を持ち社会に貢献できる人間でありたい。
動画をご覧いただいてわかる通り、ドクターヘリの救急救命クルーと地元の消防隊員が連携して初めてこのシステムが活かされる訳ですね。私が現場に到着する前に消防隊の方がいて着陸ポイントの確保をしていました。もう少し間近で撮影したかったけど訓練とかじゃなく実際の現場なので邪魔しちゃシャレにならないと思いまして遠慮気味に撮影させてもらいました。
やはり離陸の瞬間はかっこいいですね。まさか私の方向に向かってくるとは思いませんでしたけど、長岡赤十字病院なら方向的にそうなんですね。
ドクターヘリ出動範囲と所要飛行時間を拝見させていただくと、ここ湯沢まで到着時間10分となっていました。そりゃ早すぎでしょ!
